2011年1月13日木曜日

酪農学園大学 えれふぁんと 活動内容

えれふぁんと
酪農学園大学野生動物との共存支援サークル通称えれふぁんとです。
私達の活動ですが、野性動物とその生息域に住む地域住民との軋轢を減らすことを目的としています。
主な活動はケニヤのツァボ国立公園近くのビリカニ村でお母さん方が作ったシャツを売っています。ビリカニ村では、農耕を中心とした生活をしており、野性動物の農業被害にたびたびあいます。近くに井戸がないため、遠くの水場まで毎日水汲みへ行く必要がありました。道中ばったりゾウに遭遇し、襲われるという事故も稀に起きていました。
その為、農耕以外の収入源が欲しく、村に井戸をつくる為の資金も欲しがっていました。ケニヤでゾウの研究をしておられた中村千秋さんという方に資金を寄付して欲しいという声が寄せられましたが、ただ単に寄付してもそれ以降続かないということで現地の方が自ら資金を得るために洋裁教室が始まりました。そこで作られたシャツを私達が売っています。
その売上で人々の生活は豊かになり、野性動物に対する意識も少し緩和しました。村に井戸もでき、子供に教育する場もできました。

私達はただ単に野性動物を保護するのではなく、ただ単に人々に寄付するのではなく、自立支援をすることで永続的に野性動物と人が共存することを目指しています。